動物の世界で、人間だけが本能の中に子育てが組み込まれていないといいます。
そうなったのは、理由があるからです。

たとえば、哺乳類動物の子育ては、どの子にも同じなんです。
それが本能だからです。
個性なんて関係ないのです。

自然界のルールに従い
同じパターンで育てます。

しかしながら、発達した人間の子育ては
どの子にも同じというわけにはいかないのです。

人間の場合もっと複雑です。
いろんな性質を持った子を同じ育て方という本能に
組み込んだら、親との相性だけで子どもの
将来を決める価値観が決まってしまい、
子育ての成否が決まってしまう可能性が大きいのです。

だからこそ、本能から外し意識的に育てる必要があるのでが、
しかし、そのような子供の気質を把握した子育ては誰からも
教わってないのです。

経験則で親から子へ、先輩から新米へ伝えられて
きた子育てですが、今日の変化の速い、多様化した社会には
追い付いていないのが現状です。

このように変化の速い、多様化した社会だからこそ

【自分を理解する】

【子どもを理解する】

そして

【活かし合う関係をつくる】

という原理・原則的な部分を取り入れて
いくことが、時代の変化に左右されない
子育てになるのです。





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